マルーンに乗って

お膝元で暮らす日常の思いつき

ノーカット?『Shakespeare/HOT EYES !!』製作発表会の破壊力!

タカラヅカニュース内で放送されていたものはダイジェスト版というか、非常に時間が短かったので「え?これだけ?!」感が強かったんですよね。
なので12月に放送されるという15分番組、非常に楽しみにしていました!

いやぁ…ハンズドン卿ジョージ・ケアリー、格好良すぎやしませんか?!

ポスターの時点で世間をざわつかしたお髭!
動く映像だとさらに破壊力が増します。
渋いです。
渋すぎますよ、真風さん!

そしてカッチリした古風な衣装!
以前も記事で触れましたが、朝夏さんはまるで『ロミオ&ジュリエット』のティボルトを彷彿させるかのような革仕立ての現代的な衣装。
そして髪型もその時代にそんな人いたの?といった雰囲気。
真風さんはあえての時代物風なコーディネートがいかにも貴族然として良い!
そしてそれがお似合いなんです。

マント?外套?とても重そうな上着を左肩にかけてらっしゃるんですけど、これが全然負けてないどっしりした見た目もたまりません!


さて、パフォーマンス。

「ウィル…」とシェイクスピアのことを呼ぶところから始まります。
「ウィリアム」でも「シェイクスピア」でもなく、実咲さん演ずるアンと同じように「ウィル」呼び。
台詞の内容は厳しいのに、呼び方が凄く親しげなのが…お二人は一体どんな関係なの?!とドキドキしてしまうのはわたしだけでしょうか。

そして、またその声が低くて良いんですよ。
…わたし真風さんの声、好きだわ~。

パフォーマンスはカーテン前だけでなく、ちゃんと舞台全体を使ってされていたんですね。
真っ赤な照明の中、奥から登場するお姿も素敵なんです。
そして中央でガバッと両手を広げるんですが、これが決まっています!
あと貴重な左手を見られるチャンスですよ。
…本当ずっとあのマント着けてたら、左肩だけこらないのかしら?ちょっとだけ心配です。
格好良いんですけどね!

そして右手!
必然的に右手をたくさん使う振付なんですが、指や拳が印象的で素敵。
大きな指輪もいかにも貴族ぽくって良いですよね。

そして上手へキリッと目線を動かしたかと思うと、カーテンなんてないかのようなヒラッとした身のこなしで舞台前方へ。
ここの歩き方が本当に素敵なんです。

そして目線をセンターにも配ったかと思うと(まるで見得を切ってるみたい!)、ラストはバーンとマントを翻して決め!
…はぁ、素晴らしすぎます。
うっとりです。

歌っていらっしゃる♪消えぬ灯火の歌詞もタカラヅカニュースでは流れなかった部分が意味深で面白いんですよ。
あぁ、本番が楽しみです。


残念なのはショーについて語っている場面はないこと!
大階段に怯える真風さん、是非見てみたかったです。
しかもあのお姿でだなんてキュートすぎやしませんか?
もうギャップジェンヌったら!ですね。