マルーンに乗って

お膝元で暮らす日常の思いつき

『王家』勝手考察その1)年齢とその関係

エチオピア3やラダメスの友人ケペルとメレルカは原作に出てこない木村氏創作の人物なので、年齢が謎なんです。
つまりオペラに出てくる役は年齢が分かっているということで…。

ラダメスは24才。

アイーダとアムネリスは20才。

なんとファラオは45才!

そしてさらに驚くことにアモナスロは40才なんですって!!

…わたしには宝塚版のお父さん二人はもうちょっと年を重ねてるように見えますね。
なんとなくそのカリスマ性から晩婚?なんて、勝手に思っていました。
遅くにできた子供だからこその可愛がりっぷりかなぁと思ったりもしましたし。

余談ですが、ファラオはちゃんと王妃がいて死別したっぽいですよね。
でも独裁的なアモナスロはその考えから自分の治世がずっと続くことだけを考えてそうで結婚とか後継ぎとか必要ない!なんて思ってそう。
ちょっと、ウバルドとアイーダの母親は謎めいてます。

納得はできないのですがファラオとアモナスロの年齢、当時の平均寿命を思うとそんなものなのかもしれませんね。
ファラオも自分に子供ができたぐらいの年齢だし、ということで自分の娘をラダメスとくっつけようとするのも無理はない話ですし。


それはさておき、『王家に捧ぐ歌』オリジナルキャラクターの年齢ですよ。

真風さんは感覚的にアイーダを二十歳ぐらい?とお話しされてたので、稽古場等で演出家から年齢の話題は出ていない様子。
でも演じる上で年齢はいくつくらいって皆考えてそうですよね。
その辺り全員教えて欲しいわ…と思ったりもします。

でも分からないから勝手に考えちゃいます!


まずケペルとメレルカ。

別の記事でも取り上げましたが、メレルカは妻子持ち!(歌劇8月号参照)
しかも「楽屋取材」のインタビューによりますと、桜木さんは「少し年上」「ちょっと先輩的なイメージ」で役作りされているそうです。

これには本当に驚きました!
勝手に全員同い年だと思い込んでいましたから。
でもそれを踏まえれば銀橋でのラダメスとのじゃれあいも弟分を可愛がってるって感じだったのかしら?

ラダメスはエジプト兵の誰もが気づいていない、孤独や空しさを知ってしまった男だと思っていました。
だから戦闘だけの人生をエジプト兵全員が送ってるものだと思い込んでいたんです。
まさかラダメスの間近に既婚者がいただなんて!

あとケペルとメレルカには同期的な絆があるのかな?なんて思ってまして。
そんなのあるか分からないんですが、エジプト兵養成学校何期生!みたいな感じ。
何しろ被り物や装備から考えるにエジプト兵の中では3人同じくらいの身分で、誰が将軍に選ばれてもおかしくない立場だと思うんですね。

だからラダメスとケペルは同じ年で同期。
メレルカは年齢が2つ上の、学年が1期上って感じですかね。
…あんまり年が離れちゃうと出世が遅れてる人見たいになっちゃいますもんね。


エチオピア3。

なんと澄輝さんはお茶会でカマンテは28才でウバルドより年上とお話しされたそうです!

カマンテのウバルドへの信頼を見てると一緒に学んだご学友というより、執事的な感じで勉強を教えたりする立場だったのかな?と。
私のお育てした王子様に間違いはない!みたいな。
ちょっと素敵ですよね。
いや、勝手に考えただけですが!

ウバルドは20代後半かな?といった感じ。
カマンテより年下かつアイーダより年上ですからね。
あとアイーダとはちょっと年が離れている印象があります。
ラダメスと同じ年の可能性もあるんですが、ギラギラと彼のことを嫌ってそうなウバルド…。
なんとなく1才でいいから年上であって欲しい。

「あんな奴のどこがいいんだ!あんな若造の!!」

「兄さんと1才しか変わらないでしょ!」

とか喧嘩して欲しいので、25才ってことで。
カマンテと3才差というのも良い!
6才のカマンテが3才のウバルドに読み聞かせとか絶対可愛いと思います!

サウフェはティーンエイジャーな雰囲気がありますよね。
蒼羽さんが若さ爆発の役作りをしているので未成年な印象なんです。
アイーダより年下というのもキュンとしますし。
彼の「女になるの」発言に対する反応が、ウバルドの潔癖とはまた違う感じなんですよ。
もしかしたら初恋か初恋未満なのかも、姉を慕うように意識し始めたって感じ。
19才くらいかしら?
1つ下というのが丁度良さそう。

しかしどういう経緯で3人組になったのかしら?と気にならなくもないです。
ちょっと上2人と年が離れてますから…えぇ、わたしの勝手な考えですけど。
まぁウバルドの弟分!って感じですけど、例えばアイーダのご学友的な遊び相手だったら面白いなぁなんて思います。
なんたってパンサーちゃんですからね、アイーダは!(座談会参照)
サウフェと剣の稽古とかしてたらいいなぁと思います。

5才のサウフェと戦う6才のアイーダ
負けそうになると割って入ろうとする11才のウバルド。
で、全員集めて叱る14才のカマンテとか見てみたい。


突き詰めると平和な頃のエチオピア勢の姿が見たいだけな気がしますが。

ケペル24才。
メレルカ26才。

カマンテ28才。
ウバルド25才。
サウフェ19才。

どうでしょう?
皆様は『王家に捧ぐ歌』を観て、どう思われましたか。