マルーンに乗って

お膝元で暮らす日常の思いつき

『王家に捧ぐ歌』宝塚大劇場公演千秋楽おめでとうございます!

まさかの『王家』ロスですよ、ウバルドさまに会えないのが寂しくて仕方がないです。
何しろ真風さんファンってことで、星組公演と宙組公演の間がないもんだから真風貯蓄は使い果たしたも同然ですよ!
遠征費なんて無い!!
…行けるもんなら行きたいけど無理だ。

正直組替えを聞いた頃にはこんな気持ちになるとは思ってなかった!
寂しくなるまで宙組にのめり込むだなんて、本当にびっくりです。

わたしにとって星組というのは特別な組で、どの組が好き?と言われれば即答できるくらい大好きで。
今でもちょっと、いやだいぶホーム感のある大切な組で…。
だから星組以外に複数回観に行くというのも不思議な感覚でした。

我ながら驚く新記録、まさかの観劇回数『黒豹』越え!
毎週末当たり前のように大劇場にいただなんて信じられません。
ちょっと前まで、そんなファンの人たちを「凄いな~」と思ってたわたしどこ行った!
(…『黒豹』は平日のチケットなら取れるだろう!で回数重ねたからね。これはこれで大変だったよ)

ってか、昨年末に真風さんのファンになるぞ宣言してから、この真風涼帆って存在はわたしにどんだけ新しい扉を開かせるんだ!って話ですよ。
ウバルドを見つめ、作中で描かれてない部分を空想し悶える日々…。
一挙手一投足の動きにすら何かあるのではないかとオペラでガン見なんて今までしたことなかったんです。
余りのガン見っぷりに自分で笑ってしまったくらい、「何やってんだ、わたし(笑)」って。

本当になんでこんなにハマっちゃったんだろう。
いつかわたしも東京公演まで通うようになっちゃうんだろうか?

『王家』ロスの原因はウバルドの素晴らしさはもちろん、カマンテとサウフェも良かったし。
(エチオピア3大好き!)
安蘭さんファンのわたしでも全く問題ないくらい完璧にアイーダを演じた実咲さんと、一途な男として輝きまくってた朝夏さん。
そして二人のコンビとしての芸と作り出す空気!(デュエットダンス良いよね)
個性を出すべく少ない場面で熱演のケペルとメレルカ。
コーラスだけでなく、公演が後半になるにつれキャラも立ってきたエジプト兵。
化粧だけでなく芝居もガラッと変えてるエチオピア8。(ヘイ!ヘイ!が面白すぎ)
アンサンブルとしてだけでなく、ソロも上手かった囚われ人なエチオピアの女性たち。
二幕頭の軽薄さがたまらない神官たち。(あれがなきゃ真っ先に疑われる芝居に繋がらないもんね)
そして忘れちゃいけない、12年前と変わらないのに進化している姿を見せてくれた二人の父親。

そのすべてが愛おしいです。

本当に千秋楽おめでとう。
もう観られないけど、大劇場に通った日々も含めて後悔はないです。