マルーンに乗って

お膝元で暮らす日常の思いつき

『王家に捧ぐ歌』大楽おめでとうございます!

とうとう終わってしまいますね。
『黒豹/DD』の東京公演が長かったので、あっという間に感じます。
が、今の宝塚は1ヶ月公演なんだからこれが通常なんですよね。
『王家』大劇場公演も『1789』のお蔭で長かったので余計に早かったなぁと、まだまだ考察しきれてないのに終わってしまうだなんて!ちょっと寂しいです。


宙組の皆様お疲れ様でした。

特にアムネリス演ずる伶美さん。
こんな言い方変かもしれませんが、慣れない歌のお仕事本当に大変だったと思います。
初演のアムネリスが超絶美しい檀れい様で、演出家の木村氏も再演が難しかった理由の一つにまず美貌が必要な役に仕立ててしまったことを語られていたのをどこかで見ました。
美しさ故の抜擢(元々娘1の役ですから)、でもそのために何曲も何曲も歌わないといけなかったのは稽古に入る前段階から色々と準備も大変だったんだろうと思います。
歌声を聞いた時思ったことは、上手い下手はともかくこれ喉潰さない?でした。
東京公演は拝見していないので実際のところは分からないのですが、特にトラブルなく千秋楽を迎えられたようでホッとしています。
宝塚歌劇団にいる限り難しいと思うんですが(歌の仕事がないってことは…あり得ないですもんね)、どうかこれからは無理のない幸せなタカラジェンヌ人生を歩めますように!と願わずにはいられません。
伶美さんが必死に演ずるアムネリス、伶美さん自身の許容量いっぱいいっぱいな雰囲気から悲壮感漂う王女にしか見えなくって…。
わたしの中ではお芝居の人という印象だったので、単純に台詞だけの役ならもっと違う王女っぷりだったのではと少し残念でもあったんですよねぇ。
次回の全ツではつらつとしたお姿を見るのが楽しみですが、知性的なビジュアルの伶美さんがティーナだったらと想像するだけで辛すぎて…。
そういうはつらつじゃなくってさ!みたいな。
ま、まだ配役発表になってないから分かりませんけどね。


色々と余白と余韻があり、考えさせられる台詞もたっぷりな『王家に捧ぐ歌』は観終わった後も楽しかったです。
まだまだ語り尽くせていないところは全ツの初日までには記事にしたいと思っています。
大阪はカフェブレイクが3週遅れなので真風さんの「シスコンとブラコン」発言、今日やっと見れましたよ!
やはりウバルドとアイーダの関係気になる!!


それにしても千秋楽まで満月だなんてドラマティックですよね。
本当に大千秋楽おめでとうございます!