マルーンに乗って

お膝元で暮らす日常の思いつき

歌劇9月号の中身についてちょっとだけ。

もしかして悪魔に魂を売り払い、影がないのではないか?と疑うくらい容姿が変わらない轟さまが表紙です。
夢中に時間を過ごし、あっという間にもうこんな時間?と体感した時はその分年をとっていないんだそうです。
(まるで黒豹さん)
轟さまったらどれだけ夢中で宝塚人生を過ごされているんでしょう、もはや奇跡としか。
わたしも真風さんに夢中な間は時を止められているのかしら…。
真風さんを追いかけ続けるためにいつまでも若々しくいたいものです。


さて、今月号はまず『Toy to Story)』(問い&お話)というまさかのダジャレ(?)タイトルなコーナーに朝夏さんと実咲さんが各々で登場です。
これまでについてのお話と、宙組生からのエピソードトークを受けての回答で構成されています。
…残念なのは宙組歴の浅い真風さんはどちらにも登場していないこと。
(仕方ないんですけどね)

ですが、さすが歌劇の編集さんです!なんとその悲しい思いを払拭してくれる構成になっているんです。
だいぶ後ろの方、150ページに掲載されている『話の小箱』で朝夏さんに真風さんについて聞いてくれています!
朝夏さんの「ゆりか」呼びが登場ですよ!!
ありがとうございますっ。
良かった、これだけでも購入したかいがあるってものです。


『TURNING POINT STAGE』

年表のように初舞台から今までのターニングポイントを振り返るコーナーに紅さんが登場です。
新公時代のお役が3つ、主演した作品が2つに、あと助演のお役が2つと計7つも因んだお話が読めるんです!
わたしも思い出深い『シークレット・ハンター』と『ANNA KARENINA』について語っているのが嬉しい。


『匠 TAKUMI -First Step-』

First Step、第一歩というコーナー名なので登場されている方々が何かの第一歩になったきっかけの公演について語っています。

こちらには天寿さんが登場。
真風さんと縁のある方なので、結構好きなタカラジェンヌさんだったりします。
「お芝居をする感覚が掴めた役」として『愛と青春の旅だち』新人公演について語られています。
あの頃そんなこと思われていたんだなぁと胸が熱くなりますよ。
勝手に何でもできるエキスパート的な印象を抱いていたのですが、苦労されていた時期もあったんですね。


『えと文』

月組の貴澄さんが担当されているページに劇団レッスンについて書かれてあります。
中々ファンには窺い知れない世界なので大変興味深かったです。
驚いたのは、あの三矢直生さんが声楽を教えているということ!
これはとっても勉強になりそうですよね!!
…東京で声楽を教えていた印象があるのですが、わざわざ劇団にまで出張されてまで?!って感じです。
本当にバイタリティー溢れる方なんだなぁ。
せっかく良い先生がいらっしゃるんだから、皆さん歌頑張って欲しいです。

星組愛水さんのページでは「感謝の気持ちを伝える」をテーマに様々な下級生のありがとうが載っているのですが、天華さんが真風さんへ伝えています。
まさか星組のページに登場されるとは!ビックリです。
これがとっても良いエピソードで感動なんですよ。

宙組天玲さんのページにはエチオピアの王家3人の話題が。
エピソードに出てくるイラストが、どんな感じなのかが気になります。
あと何故かページの大半がファラオに費やされているのがツボです。


ちょっと今月は真風さんファンとしては物足りないかなぁといった感じの歌劇…。
ただ『組レポ』の如月さんに関しては神!と思いましたよ。
まさかの『NOW ON STAGE』でも話題のアデレイドちゃんの指輪をプレゼントするネイサンの写真が!
これは紅さんファンなら買いでしょう!!
そして毎年恒例、紅さんのお誕生日へのサプライズ
今年はどうだったのかな?と気になっていたらちゃんと詳細が!!
こんなの嬉しすぎます。
さすが如月さんです。

…しかし、紅さんのお父様って謎の人物ですね。

宙組花音さんが担当する組レポにはレッドカーペットの詳細が。
というか、あの話題のスマホ構えていた実咲さんの詳細があります!
…この人、朝夏さんへの思いはガチだなって思いました。
そんな実咲さんも愛おしいです。


わたし的に今月ツボだったのは、演劇評論家小藤田さんの雪組評。
こう言ってはおこがましいのですが、まとめるとわたしと同じように「何だかよく分からないけど楽しかったショー」といった語り口がたまりません。
「アタマについているバイレ・ロマンティコって、何のことなのか、いまだによく分からない」
「『La Esmeralda』とは…雪組のイメージカラーをも、意味しているらしい」
など、確かに!と思うタイトルに対するツッコミから始まり。
「実のところ、全体的にキラキラしていて、どんな順番で、ショーが進んで行ったのか、思い出せない」
「これ以上はないくらいの、賑やかさだったなあとは思うのだが、もう圧巻されるばかり」
など、もうっ!そうでした!!そうでした!!と納得の書きっぷりなのです。
しめに至っては「これはもう東京で確認するしか」とあるのが面白すぎます。
いや、本当にそんな感じのショーなんですもん!

挙げ句ショーに関する評の内3分の1は化粧替えが凄い!なのもツボです。
いや、小藤田さんの長い観劇歴なら初めてではないでしょうに!
凄いよ、『La Esmeralda』。


来月号にはもっと真風さんが載っているといいなぁと願いつつ、おしまいにさせていただきます。